佐藤優 【日本人のためのキリスト教神学入門】

 「連載の前半部分が本になりました」

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この連載の前半部分が一冊にまとまりました。

タイトルは『神学の思考 キリスト教とは何か』。連載の第1回「なぜいま、キリスト教を問題にするのか(1)」~第71回「キリスト論(4) まとめ(4)」に加筆修正したもので、「神学の思考」の基礎編にあたります。

現在、フランスでの連続テロ事件以後、イスラーム教とキリスト教の対立が深まっています。混迷する国際情勢を読み解くにも、欧米文明の根底を流れるキリスト教の内在論理を知っておくことが不可欠です。

イエス・キリストは本当にいたのか?/一神教は不寛容なのか?/神が創った世界に、なぜ悪があるのか?/合理的でないことを信じるのはなぜか?/21世紀に、キリスト教は役に立つのか?

これらのキリスト教をめぐる疑問に、神学はどのように答えているのでしょうか?

現在、ウェブでは、各回の第1回目を公開中です。ご興味を持った方は、ぜひ、本を手に取ってご覧ください。

 



(2017年2月14日更新)
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佐藤優
写真提供=共同通信社
【著者略歴】
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科終了。緒方純雄教授に師事し、組織神学を学ぶ。『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『神学部とは何か』(新教出版社)、『はじめての宗教論』(NHK出版新書)、『新約聖書Ⅰ・Ⅱ』(文春新書)など著書多数。

平凡社

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