「連載の前半部分が本になりました」
この連載の前半部分が一冊にまとまりました。
タイトルは『神学の思考 キリスト教とは何か』。連載の第1回「なぜいま、キリスト教を問題にするのか(1)」~第71回「キリスト論(4) まとめ(4)」に加筆修正したもので、「神学の思考」の基礎編にあたります。
現在、フランスでの連続テロ事件以後、イスラーム教とキリスト教の対立が深まっています。混迷する国際情勢を読み解くにも、欧米文明の根底を流れるキリスト教の内在論理を知っておくことが不可欠です。
イエス・キリストは本当にいたのか?/一神教は不寛容なのか?/神が創った世界に、なぜ悪があるのか?/合理的でないことを信じるのはなぜか?/21世紀に、キリスト教は役に立つのか?
これらのキリスト教をめぐる疑問に、神学はどのように答えているのでしょうか?
現在、ウェブでは、各回の第1回目を公開中です。ご興味を持った方は、ぜひ、本を手に取ってご覧ください。
(2017年2月14日更新)