うちにはセイロがない！
でも冷凍の肉まんを蒸したい！

底辺にはそんな矛盾の夜もある。
底辺はそんなミッションインポッシブルに挑むべく
インターネッツの海に出る。


「蒸篭ないけど肉まん蒸したい」


世界に張り巡らされた蜘蛛の巣は
一瞬で有用な答えを目の前に用意してくれる。


こうすればいいらしい。

皿の上に水を張り、箸を渡し、肉まんをON。そしてレンジへGO。
この一工夫で出来立て生まれたてホワッホワの肉まんに
出会うことができるらしい。

はやるきもちを抑えて
レンジで数分間。
チーンとなって取り出してみると......



肉まん！
カチカチになっとった！


死ぬ！

よっしゃ、今日は自炊でもするか。と思い立って
米など炊き始めたにもかかわらず、
その炊き上がりまでの20分の間に、
大好きな中華料理店が来月閉店するニュースを見て
いてもたってもいられなくなり
家を飛び出してしまうような人間だから
自炊が一向に捗りません。
（今日は一歩も外へ出ず家のことを片付けるんじゃなかったのか？）

帰宅するとすっかり冷めきった白米。

「炊き上がったと思ったら家に誰もいなくて寂しかったよ」
「そうだよね...独りにさせてごめんなさい」

二度とこんな想いはさせないと心に誓いながら
丁重に冷凍させていただきました。（懺悔）


しかし徳記のラスト豚足そば、ほんとおいしかったな。
（と、思っていたらリニューアルを経て再開されたそうです、なんと）